便利屋は、昨年までISO14001の内部監査リーダを3年間やっていました。内部監査リーダをやることは、別によかったのですが、今年から辞退することを表明したのです。その理由ですが。
昨年から、2004年版の更新監査なので、便利屋がチェックリストを全て見直し、今までの内容を白紙にし、より具体的にして内部監査員のレベルを引き上げるように作成したのです。そして、出来上がったチェックリストは部長(環境責任者)、中央事務局、サイト事務、部門と分けて個別に作成したのです。今回、2004年版の改訂では初年度の監査なので、チェックの重み付けの順番は、部長(環境責任者)、中央事務局、サイト事務、部門としたのです。
しかし、中央事務局から、重み付けを逆にして欲しいと要望がありました。理由は、部長(環境責任者)と中央事務局は現場のことは、さっぱり分からないから具体的な内容にしたチェックリストで監査を受けても何もできない。言い換えますと指摘だらけになってしまうのを懸念しているのです。ISO14001の統括をしているところが、現場の状況を把握していないのです。呆れて何も言う気になりません。つまり、部長(環境責任者)は絵に描いた餅、中央事務局は、形式にこだわる帳票、文書をつくるだけしか能がないのです。
実際に便利屋は2004年版から内部監査リーダとして独立性を持たせさたいと考えていました。部長(環境責任者)と中央事務局が内部監査リーダと黒幕になってしまうことを絶対に避けたいと思っていたからです。本音を言いますと、部長(環境責任者)と中央事務局は、便利屋と同じ環境管理部の部署だからです。これではサイト事務、部門に対して、身内には甘いとなってしまい、示しがつかないのです。
臍をかむ気持ちで、急遽、ホームページに掲載したチェックリストのダウンロードを差し戻し、3時間の猶予のうちに変更しました。ある程度監査が分かっている監査員から、「何だか部長(環境責任者)と中央事務局は甘いね」とクレームです。今更、何故と言う気持ちですが、大変後悔しています。その時、来年は辞退しようと考えました。
内部監査リーダとして独立性を持たせたいとしても言わば、「黒幕の内部監査リーダ」では、やってもしかたありません。辞退するとき、表面的な声明では、3年間やったので、ここら辺で辞退したいと言いましたが、要するに審査員として昇格の経験を積む場は、やはり外部で経験を積むことだと自覚しました。「黒幕の内部監査リーダ」では、審査員として力量がつきませんから。
その後、部長(環境責任者)や中央事務局から、内部監査員たちのレベルの低さは、内部監査リーダの責任だと押し付けてきました。確かに教育が足りないと言われれば、そうかもしれません。しかし、内部監査員たちは、本来、自分の仕事があり、忙しい時間を割いて内部監査の講習を受け、監査の実施をしています。言わば、ボランテア的な活動を余儀なくされているのです。一体、誰のために、それは部長(環境責任者)と中央事務局のためにやらされていることを忘れないようにと言っておきたいのすが、・・・・・分かっているのでしょうか?
最近のコメント